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歴史から学ぶ、いまの判断 / 自分の数で計算

1万円は何ドルか — 円高・円安を財布で読む

「円安が進んだ」と聞いた。自分の1万円は、何がどう変わったのか。

3分でわかる 円高・円安

  1. 絵で見る
  2. 数字で見る
  3. あなたならどうする?
  4. くわしく読む

1絵で見る

横に送って見られます

1 / 8

為替相場は、通貨と通貨の交換比率

2 / 8

手元の円 ÷ レート = 受け取るドル

3 / 8

1ドル=100円なら、1万円は100ドル

4 / 8

1ドル=80円なら、1万円は125ドル

同じ1万円で多くのドル。これが円高

5 / 8

1ドル=125円なら、1万円は80ドル

受け取るドルが減る。これが円安

6 / 8

「何円」の数が上がると、円の力は下がる

この向きが、読み違えの元になる

7 / 8

10ドルの品物は、1ドル=125円なら1,250円

8 / 8

窓口で両替する相場は、報道の相場とは違う

計算の数は目安

2数字で見る

1万円

同じ1万円が、相場で受け取るドルを変える

1ドル=80円125ドル
1ドル=100円100ドル
1ドル=125円80ドル

10ドル

外貨で値がつく品物の、円の値段

1ドル=100円1,000円
1ドル=125円1,250円

3あなたならどうする?

旅行の前に、ニュースで「1ドル=100円から125円に」と聞きました。円高ですか、円安ですか?

選んでみてください

円高

数が上がったので強くなった気がしますが、逆です。同じ1万円で受け取るドルは、100ドルから80ドルに減ります。これが円安です。

円安

その通りです。「1ドル=何円」の数が上がったら円安。同じ1万円で受け取るドルが減ります。

4くわしく読む

本文をくわしく読む ↓

使う場面 為替のニュースを見たとき。海外で値がつくものを買うとき。旅行の前に両替の額を考えるとき。

割り算ひとつ

為替相場は、通貨と通貨の交換比率です。手元の円をレートで割ると、受け取る外貨の額になります。日本銀行の解説では、1万円は1ドル=100円なら100ドル、1ドル=80円なら125ドル、1ドル=125円なら80ドルです。同じ1万円で多くのドルを得られる方が円高です。

向きに慣れる

レートの数が小さいほど円高、大きいほど円安です。「1ドル=何円」の数が上がったら円安。数が上がるのに円の力が下がる、という向きが、読み違えの元になります。この計算で何度か動かして向きに慣れます。

買う側から見る

同じ割り算を掛け算にすると、外貨で値がつく品物の円の値段になります。10ドルの品物は、1ドル=100円なら1,000円、1ドル=125円なら1,250円です。

報道の相場と窓口の相場

報道される「1ドル=何円」は銀行どうしの取引の相場です。個人が窓口で両替したり外貨預金をするときの相場は、小売り段階のもので、これとは異なります。この計算の数は目安であり、窓口で受け取る額ではありません。

自分の数で試す

数を変えると、その場で計算し直します。式は下に書いてあります。

入れる数

出る数

受け取るドル(ドル)—
その品物の円の値段(円)—

式 受け取るドル = 手元の円 ÷ 為替相場(1ドル=何円)。品物の円の値段 = ドルの値段 × 為替相場。

他の国では

交換比率の読み方はどの通貨でも同じです。ユーロやポンドでも、手元の円をレートで割れば受け取る額になります。変動相場制では相場は市場の需要と供給で決まり、誰かが一方的に決めるものではありません。

参考文献

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