1861〜76年 ・ 銅 ・ 十九世紀 ・ オスマン帝国
アブデュルアジズ期の五パラ銅貨。パラは小さな銀の単位として生まれ、やがて実物は消えたが、言葉は生き残って今日のトルコ語で「お金」そのものを指す。この小さな銅貨は、いま市場で毎日呼ばれ続けている言葉の、物としての記憶である。