アクチェ(メフメト二世・第一次治世)

メフメト二世の第一次治世(一四四四〜四六年)に打たれたアクチェ。点線の円の中に、書家の手になる銘が斜めに走る。アクチェの名は「白い」から来た小さな銀貨の愛称で、初期はおよそ一・一四グラムの高純度の銀だった。この白さがどれだけ保たれるか——それが、この編の七百年を貫く問いになる。

メフメト二世の第一次治世(一四四四〜四六年)に打たれたアクチェ。点線の円の中に、書家の手になる銘が斜めに走る。アクチェの名は「白い」から来た小さな銀貨の愛称で、初期はおよそ一・一四グラムの高純度の銀だった。この白さがどれだけ保たれるか——それが、この編の七百年を貫く問いになる。