アウラングゼーブの半ルピー(穿孔)

アウラングゼーブの半ルピー銀貨。出典の分類には「穿孔されたイスラーム貨幣」という項目が付いている。貨面には穴が開いている。紐を通し、首飾りや装身具として身に着けるための穴である。亜大陸に流れ込んだ銀の相当量は、こうして貨幣であることをやめ、装身具になった。穴を開けた瞬間、この銀は流通から抜けている。家に留まる金属と、市場を回る金属。同じ銀が、穴一つで別の場所へ移る。

アウラングゼーブの半ルピー銀貨。出典の分類には「穿孔されたイスラーム貨幣」という項目が付いている。貨面には穴が開いている。紐を通し、首飾りや装身具として身に着けるための穴である。亜大陸に流れ込んだ銀の相当量は、こうして貨幣であることをやめ、装身具になった。穴を開けた瞬間、この銀は流通から抜けている。家に留まる金属と、市場を回る金属。同じ銀が、穴一つで別の場所へ移る。