64年 ・ 青銅 ・ 一世紀 ・ ローマ
真鍮の大型貨セステルティウスは、ローマ人が物の値段を数える単位だった。この一枚は紀元六四年の打造。同じ年、ネロはデナリウスの重さと純度を落とす最初の改鋳を行った。見事な青銅の裏で、銀の希釈が静かに始まっていた年の貨幣である。