NOMISMA SCHOLA

マラッカの錫貨

セバスティアン期(16世紀後半) ・  ・ 十六世紀 ・ ポルトガル領マラッカ

マラッカの錫貨(表)マラッカの錫貨(裏)
Scott Semans / CC BY 3.0(Wikimedia Commons)

マラッカを取ったポルトガルは、そこで金貨を配りはしなかった。この海峡の市場は昔から錫の貨幣で回っており、征服者は土地の流儀に従って錫を打ち、銘だけを王のものに替えた。貨幣制度は武力より頑固である。帝国のほうが、市場に合わせた。