閉鎖通貨圏
へいさつうかけん — 制度
域内専用の貨幣だけを流通させる制度。ローマ支配下のエジプトが約三百年維持した
ペルガモンのキストフォロス前160〜前150年頃
域内では専用の貨幣だけを通用させ、国境で両替を求める制度。両替の差額は発行者の収入になる。プトレマイオス朝エジプトが築き、ローマは壊さずに引き継いで、アレクサンドリアの造幣所は銀の含有を抑えたテトラドラクマを打ち続けた。
⚠ 後二九六年頃、ディオクレティアヌス帝の幣制改革がこの圏を帝国の通貨に統合し、古代のドラクマ建ての打刻は実質的な終点を迎えた。