NOMISMA
辞典と参考文献

日本銀行百年史 第3巻 第5章 戦後経済の動揺と金解禁への模索(2. 関東大震災と特別融通・4. 昭和2年の金融恐慌)

日本銀行百年史 第3巻 — 日本銀行百年史編纂委員会(日本銀行)

この資料が支える主張

  1. p.170: 大蔵省の顛末書によれば3月14日午後1時20分ごろ東京渡辺銀行の渡辺六郎専務が大蔵省に田次官を訪ね、手形交換尻(負け)約33万7000円の決済が不能と報告。同行はその後午後3時ごろ交換尻を決済し、翌日から休業した
  2. p.170: 日本銀行の記録では、同行は午後二時ごろ交換尻を決済し、平常のごとく午後四時ごろまで店舗を開いて営業した。大臣の言明が一般に流布したため、翌十五日から休業した
  3. pp.172〜173・表4-1・表4-2: 第1次動揺(3月15〜23日)中に休業した銀行は11行。本行貸出は14日の2億2797万円から23日の6億3007万円へ2.8倍
  4. p.174: 台湾銀行は3月26日夕刻、鈴木商店に28日以降の貸増しに応じられないと通告。鈴木商店は4月5日に一切の新規取引を停止
  5. p.176・注26: 4月17日の枢密院本会議で緊急勅令案は19対11で否決され、若槻内閣は総辞職
  6. pp.178〜179・表4-3: 4月21日だけで本行貸出は6億182万円増加。片面のみを印刷した二百円券を発行
  7. p.180: 勅令第96号は1日500円以下の銀行預金の支払等を除き私法上の金銭債務の支払を21日間延期。22・23日は市中銀行が臨時休業
  8. p.181: 5月8日に特別融通法などが可決。損失は5億円を限度に政府が補償、台湾の金融機関には2億円を限度とする融資。モラトリアムは5月13日に解除
  9. p.217・表4-19: 3月央から4月下旬までに休業した銀行は31行(台湾銀行を除く)。普通銀行数は大正14年末1,537から昭和5年末782
  10. p.251・表4-24: 補償法特別融通は114行に総額7億6192万円

確認水準の読み方。「実読」は本文を通して読んだ資料、「書誌確認+要旨実読」は書誌と要旨まで確かめた資料、「教材経由」は本や国別のお金の歴史の本文を通して参照した資料です。本文のハッシュは、公表元のページからタグと空白を除いた本文の SHA-256 で、資料が書き換えられたときに気づくためのものです。