辞典と参考文献
再考:幕末における金貨の大量流出
鹿野嘉昭(同志社大学)— 『地方金融史研究』第53号(地方金融史研究会)

この資料が支える主張
- 開港後の洋銀と邦貨の交換比率は、同種同量の原則に基づき洋銀1ドル100枚=一分銀311枚、あるいは洋銀1ドル1枚=一分銀3枚に設定された
- 条約には同種同量の原則による交換がうたわれるだけで、そこから導かれる洋銀100枚=一分銀311枚という交換価格は明定されていない(日米修好通商条約では第5条の貨幣条項)
- 安政6年(1859)6月の開港を契機として大量の金貨が海外へと流出した。論文は原因として計数銀貨の貶質・定位貨幣化に伴う金貨に対する銀貨の価値の高騰を論じる
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